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魂と魄の違い

さて今日は前回の先天的な体質からみの小ネタをお話したいと思います。

前回の記事 生まれ持った体質の診断の仕方

五行で五精(神)というのがあります。
その「魂」と「魄」に違いについてです。

その他、「神」「意・智」「精志」はなんとなくわかりますよね。
火は神の領域で火の人は感覚に鋭い、土の人が意思や智恵を持ってしてすべてを司るイメージ(リーダーが多いと前回も書きました)。
水の人は精神的なところ、志を大事にしているということでしょう。

では木の「魂」はというと・・・。
「云う」という偏がついているところからも想像つくように
「言葉で言う」んですね。
「さあやるぞーー」「やったるでーー」と。

それに対して「魄」は
オーラのあることです。雰囲気が醸し出すもの。
身体からやるぞオーラの出てるタイプですね。
「気迫」というのも「白」が関連しています。

で、ですね。
木の人は「やるぞーー」と意気込んでいて、木の性質からも上に大きく伸びるのですが、途中で息切れしやすいという特徴があります。
よくいますよね、意気込みはすごいんだけど、途中でしぼむ人・笑。あの勢いはどこへ行った?!?!の人・笑

どうしたらいいかというと、土や水の人に助けてもらったらいいんですね。
土は万物を生む、木の栄養は土からもらうとこうことです。
水は母でもあるし、植物が育つのに水は必須です。

人はいろんなタイプがいて助け合っていけばいいんだという道徳のお話みたいになりますが、そういうことです。
1人でやろうと思わなくてもよいんですね。

この部分も先天的な体質に絡んでくるので、始めに診断してわかるところです。
ちょっと占いみたいなお話ですが、占いも四柱推命は五行からできているので、もとは同じなのかもしれません。
あくまでも五行色体表から導き出せるお話で、体質を把握すればある程度心の内も読めるということですね。

東洋医学の「心身一如」の言葉にも通じますし、メンタルの症状も東洋医学で十分対処できるということでもあります。

また、性格を読む小ネタが出て来たらお話していきたいと思います。

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